年度末や組織改編の時期、多くの情シス(情報システム部門)担当者を悩ませるのが、社員の「人事異動」に伴う大量のIT設定変更です。特に、拠点間の異動や所属部署の変更があるたびに、対象ユーザーのPCへプリンタードライバーを再インストールしたり、複合機の利用制限グループを手動で書き換えたりする作業は、運用コストを逼迫する大きな要因です。こうした課題を解決する、Active Directory(AD)やAzure AD(Entra ID)とMyQ Xを連携させたアカウント自動同期のメリットを徹底解説します。
1. 人事異動のたびに情シスを襲う「プリンター管理の3大ストレス」
① 異動先の拠点に合わせた「ドライバー設定」のやり直し
「A支店からB本社へ異動した社員のPCで印刷ができない」という問い合わせを受け、その都度リモート操作や手動で新しいプリンターのドライバーを設定する……。異動人数が多いほど、情シスの通常業務は麻痺してしまいます。

② 複合機ごとの「ユーザーリスト・権限」の手動更新
役職変更によるカラー印刷権限の付与や、退職に伴うアカウント削除など、複合機側の管理画面にログインしてユーザー情報をポチポチと手動変更する作業は、二重管理によるミスやセキュリティホールの原因になります。

2. 解決策:MyQ Xのアカウント同期連携で運用を「完全自動化」
AD / Azure ADをマスターに。変更は一瞬でMyQ Xへ反映
MyQ Xを出力管理の基盤に据えることで、情シスは複合機やプリンターの個別設定から完全に解放されます。社内のマスターデータベースであるActive DirectoryやAzure AD(Microsoft Entra ID)とMyQ Xを連携させれば、AD側で「部署変更」や「新入社員の追加」を行っただけで、その情報がMyQ Xへ自動的に同期。ユーザーの印刷権限やカスタム操作画面、ICカード情報などがバックグラウンドで一発更新されます。さらにPC側のプリンター設定は全社共通の「MyQ仮想プリンター」のままでよいため、異動先のどの複合機からでも、事前のPC設定変更なしですぐに認証印刷(プルプリント)が可能になります。

- 異動時のPC側プリンター設定変更・ドライバー追加作業が「完全ゼロ」に
- 退職者のADアカウント無効化と同時に印刷権限も自動消去され、情報漏洩を防ぐ
- Google WorkspaceやLDAPなど、Microsoft系以外の多様な認証基盤にも柔軟に対応
インフラ設計からMyQ連携までトータルリンクにお任せ
「自社の現在のAD環境でスムーズに連携できるか不安」「Azure ADを使ったクラウドネイティブな印刷環境を作りたい」といったご要望は、トータルリンクへお気軽にご相談ください。弊社はソフトウェアの設定だけでなく、社内ネットワークや認証基盤の構築、オフィスの配線工事まで自社内で完結できるワンストップの強みを持っています。運用の手間を最小限に抑える、ストレスフリーな出力インフラをご提案いたします。


